NTT都市開発(株)と札幌市、STARTUP HOKKAIDO実行委員会(以下、「SH実行委員会」)は18日、スタートアップ創出促進等に向けた連携協定を締結したと発表した。
札幌市は2019年に「STARTUP CITY SAPPOROプロジェクト」を立ち上げ、以来スタートアップの事業成長支援を推進してきた。また、北海道、札幌市、北海道経済産業局は23年7月にグローバルを目指すスタートアップを生み育てるエコシステムの実現に向け、オール北海道体制を構築。その推進組織としてSH実行委員会を設立した。
一方、NTT都市開発は札幌市内で不動産開発を推進。大企業やベンチャー・スタートアップまでさまざまな業種・業態の企業間交流を促進し、イノベーション創出に寄与する「新たなビジネスの発信拠点」の構築を目指している。
今回の連携協定では、3者がそれぞれの強みを生かして相互に連携・協力することにより、スタートアップ拠点の場所の検討、スタートアップの創出・集積促進ならびに成長支援を推進する活動等を実施、スタートアップが継続的に生み出され、発展していくエコシステムの実現を図ることを目的としている。
協定期間は2027年3月31日まで。