（株）サンケイビルは29日、マルチテナント型物流施設「SANKEILOGI府中」（東京都府中市）の概要を明らかにした。9月に竣工する予定。
中央自動車道「国立府中IC」まで約3.6km、東京都心まで30km圏内という立地条件を生かし、幅広い物流ニーズに対応。また、JR武蔵野線「北府中」駅まで徒歩10分という交通利便性も備えており、従業員確保にも優位性が期待できる。敷地面積は1万6,877平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造と鉄骨造の混構造地上4階建て、延床面積は3万9,617平方メートル。
2階につながるスロープを配置することで、1-4階・2-3階の2層使用できるようにして効率的なオペレーションを提案。4階には富士山の見えるテラスを併設した共用ラウンジを開設して従業員の就労環境向上に寄与する。
また、近隣住民も使える防災活動拠点として敷地北側に自主管理公園を整備。かまどベンチやマンホールトイレ、災害対応ベンダーなどを備えるだけでなく、公園側からもアクセスできる災害用備蓄倉庫を設置する。
