パナソニック(株)くらしアプライアンス社は1日、同社が展開する賃貸住宅向けサブスクリプションサービス「noiful(ノイフル)」を実装した「ザ・パークハビオ東長崎」(東京都豊島区、総戸数48戸、2023年11月竣工)の住戸を、プレス向けに公開した。
「noiful」は、パナソニックの家電を備え付ける「noiful ROOM」と、生活動線や家電の収まりにこだわったリノベーション+家電付き「noiful LIFE」の2つのサービスを、22年1月から展開。賃貸物件オーナーや管理会社などに向け、引っ越し時の家電廃棄を抑制し「持たない豊かな住まい方」を提案している。
家電のサブスクは、オーナー、管理会社、入居者の要望に応じてカスタマイズが可能。洗濯機や冷蔵庫、映像機器、掃除機、ドライヤーなど30点の家電から2点以上を選択する。最低契約期間は3ヵ月から。
同マンションに実装したサービスは、家電に加え家具も設置して住空間をコーディネート。3ドア冷蔵庫やドラム式洗濯乾燥機、オーブンレンジ、圧力IHジャー炊飯器、テレビのほか、ダブルベッド、カーテン、ダイニングセットがパッケージされている。間取りは1LDK、専有面積は38.31平方メートルで、賃料は22万円(共益費別)。
同サービスは、賃貸マンション「ザ・パークハビオ川口」(埼玉県川口市、総戸数81戸、23年9月竣工)でも提供。家電・家具付きのプランを2物件で合計9戸に用意している。管理は(株)アンビションDXホールディングス。