不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/4/4

景気DI、「不動産」は3ヵ月連続改善/TDB

 (株)帝国データバンクは3日、2024年3月の「TDB景気動向調査」の結果を発表した。有効回答数は1万1,268社。

 同月の景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は、44.4(前月比0.5ポイント増)で、3ヵ月ぶりに改善。国内景気は、金融政策の正常化がスタートした中、3ヵ月ぶりに上向いた。10業界中8業界で景気DIが改善となった。

 「不動産」は49.3(同1.0ポイント増)と3ヵ月連続で改善した。「地価が高騰しているほか、販売状況も好調」(不動産売買)、「3月4月は異動や新生活で人の動きが活発」(不動産代理業・仲介)といった声があった。一方で、「建築費が高騰しているため、新築住宅が高額化して売れない」「マイナス金利解除による住宅ローン金利上昇による影響が見えない」(いずれも土地売買)といったコメントも見られた。

 今後の国内景気について、同社では「金利の動きが注目される中、個人消費を中心として緩やかに持ち直していく」と予測している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。