不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/30

板橋で外装に天然木利用の分譲マンション/三井不レジ

「パークホームズ城北中央公園」外観完成予想CG

 三井不動産レジデンシャル(株)は30日、分譲マンション「パークホームズ城北中央公園」(東京都板橋区、総戸数37戸)のエントリーを開始した。

 東武東上線「上板橋」駅徒歩9分の第一種中高層住居専用地域に立地。敷地面積1,316.27平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造地上7階建て、延床面積2,996.01平方メートル。同社としては初めて、新築分譲マンションで天然木を外装材に利用。住友林業(株)が開発した、国産スギ材を活用した外装化粧部材「SUSTIMBER(サスティンバー)」を採用し、エントランスや各住戸のバルコニー軒天に取り込んだ。

 住戸は2LDK~4LDK、専有面積54.10~85.68平方メートル。総戸数のうち7戸は、ガーデニングを楽しむことができるルーフバルコニー付き。1階全住戸には地下収納あるいは床下収納、一部住戸には土間収納を用意。駐輪場には電動自転車のバッテリー充電や汚れやすい趣味道具の保管のためにコンセントが付いたマルチボックスを設置した。また、1階の4戸では大型犬が飼育可能で、外部から直接入ることができる専用庭を設けている。共用部には、ペット用のマルチ水栓も用意し、ペットフレンドリーな設備を整えている。

 第1期1次販売は7月中旬、竣工は2025年4月下旬、入居は同年6月下旬を予定。

SUSTIMBERを使ったバルコニー軒天のイメージ

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第一種中高層住居専用地域

都市計画法(第9条)で「中高層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域」と定義されている。 この用途地域では、建ぺい率の限度は30%から60%の範囲内(10%きざみ)で用途地域で指定され、容積率の限度は100%から500%の範囲内(6種類)で都市計画で指定される。

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