不動産ニュース / その他

2024/5/14

純木造の3階建て学生寮を着工/住友林業

「青雲寮」完成イメージ

 住友林業(株)は14日、学校法人東京農業大学の学生寮「青雲寮(せいうんりょう)」(東京都世田谷区)を着工したと発表した。

 東京農業大学が所有する奥多摩演習林の木材56.5立方メートルを含む国産材123立方メートルを活用し、住友林業が設計・施工する。敷地面積は約3,798平方メートル。建物は木造(準耐火)3階建て。総木材使用量は348立方メートル。木が持つ心理的ストレスの緩和効果や調湿・抗菌作用が空間の快適性を高め、居住者の心身の健康に好影響を与えるとしている。

 建設時のCO2排出量を見える化し、よりCO2排出量の少ない部材を選択。純木造とすることで木材使用量を拡大。炭素固定量は316.874te-bio(CO2ベース)で、林野庁ガイドラインで40年生のスギ約1,041本の炭素固定量に相当する。

 竣工は2025年1月、同年2月以降の入寮を予定している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。