不動産ニュース / 開発・分譲

2024/5/24

分譲マンションの断熱性能をZEH水準以上に

断熱性能等級6とする「プラウド横浜新子安」完成予想図

 野村不動産(株)は24日、分譲マンションにおける「断熱性能等級6」物件供給を推進すると発表した。また、省エネ性能ラベル表示の努力義務化に対応し、2024年4月以降に建築確認申請を行なった分譲マンションと賃貸マンション全物件に、省エネ性能を示す第三者評価「BELS」に基づく省エネ性能ラベルを掲載する。

 同社は22年11月以降に着工した分譲マンションは、原則ZEH水準の断熱性能(断熱性能等級5)を達成している(賃貸マンションは24年6月着工分以降)。そのうち7割は、併せて低炭素建築物認定も取得している。

 ZEH水準を上回る断熱性能の物件供給と、全物件への省エネ性能ラベル表示掲載で、省エネ性能が高い住まいが促進される市場づくりを後押しし、顧客に快適性と経済的メリットに優れた住まいを供給する。

 第1号物件となる「プラウド横浜新子安」(横浜市神奈川区、総戸数64戸)は、8月下旬発売開始予定。JR京浜東北線「新子安」駅徒歩9分に立地する、鉄筋コンクリート造地上6階建てのマンション。住戸は2LDK+S~4LDK、専有面積約70~83平方メートル。竣工は25年6月下旬。

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省エネ基準適合住宅の義務化

新築住宅について省エネルギー基準への適合を義務化すること。2025年度から義務化することとされている。

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