不動産ニュース / 開発・分譲

2024/5/31

東急不G、マンションに「長期景観管理計画」

「ブランズ自由が丘」外観

 東急不動産(株)、(株)東急コミュニティー、(株)石勝エクステリアは31日、分譲マンション「ブランズ自由が丘」(東京都世田谷区、総戸数24戸)において、外構植栽における10年間の管理計画「GREEN AGENDA for BRANZ(グリーン アジェンダ フォー ブランズ)」を導入したと発表した。

 同計画は、マンション敷地内の植栽に対する長期景観管理計画。3社が連携し、マンション計画段階から竣工後10年先の緑の成長に伴う景観の形成を見据え、各物件の特性に合わせた計画を策定する。同計画により、都市における豊かな緑と生物多様性の保全を実現する。

 「ブランズ自由が丘」は、同計画導入の第1号物件。1月に竣工、5月に引き渡しを開始した。東急東横線・大井町線「自由が丘」駅徒歩5分に立地。敷地面積1,944.27平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建て、延床面積4,570.47平方メートル。

 同物件において、人の視界に占める緑の割合「緑視率」は、エントランスエリアで竣工時38.4%から将来53.4%、南側エリアは竣工時30.5%から将来40.2%とすることを目指す。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。