サムティホールディングス(株)は10日、日本初進出のラグジュアリーホテル「バンヤンツリー・東山 京都」(京都市東山区、客室数52室)を、7月26日にプレオープンすると発表した。
サムティ(株)とウェルス・マネジメントグループが共同出資して開発する。世界有数の独立系ホスピタリティグループのバンヤン・グループが、オペレーターとして、日本初となる同グループの旗艦ブランドホテルを開業する。
京阪本線「祇園四条」駅から車で約10分、JR他各線「京都」駅から車で約15分。敷地面積5,689.2平方メートル。地上4階地下1階建て、延床面積7,168.63平方メートル。
老舗旅館「ホテルりょうぜん」の跡地に開発。敷地を囲う石垣は、「ホテルりょうぜん」時代からあったものを活用・補強し、歴史を継承する。既存樹木の一部保存や荒廃していた竹林も復元している。
天然温泉の源泉を有し、祇園・東山地区のインターナショナルブランドホテルとしては初めて温泉付きの客室も完備。また、京都市内のホテルで唯一となる能舞台を、建築家・隈 研吾氏のデザイン監修により建設する。
客室は、日本の伝統的な素材や工芸品、金箔を活用し、6タイプを用意。全室にヒバの木のバスタブや畳を配置する。