不動産ニュース / 開発・分譲

2024/6/17

東京・東大和市に地域密着型商業施設/ヒューリック

24年冬に開業する「メゾン棟」イメージ

 ヒューリック(株)は17日、開発中の地域密着型商業施設「LICOPA(リコパ)東大和」(東京都東大和市)の第1期を、2024年冬に開業すると発表した。

 同事業は、不動産価値の最大化を企図する「大型バリューアッド」の代表プロジェクト。同社が保有する大型スーパー「イトーヨーカドー東大和店」を(株)イトーヨーカ堂、(株)セブン&アイ・クリエイトリンクとの協業・連携し、既存建物のリニューアルと新規商業施設を開発する。

 西武拝島線「玉川上水」駅徒歩11分、多摩都市モノレール線「桜街道」駅徒歩9分に立地。既存建物をリニューアルした「メゾン棟」と、立体駐車場を解体し建設する新規商業施設「テラス棟」からなる。

 1期として先行開業する「メゾン棟」は敷地面積約2万3,200平方メートル。建物は鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て。延床面積は約4万6,800平方メートル。1階はイトーヨーカ堂の運営するスーパーマーケットを中心に、フードコートなどで構成。2階はファッション・雑貨をはじめとした大型物販店舗など33店舗が出店する。

 「テラス棟」は、敷地面積約5,500平方メートル。建物は鉄骨造2階建て。敷地面積は約3,100平方メートル。クリニックモールなど10店舗が出店する。開業は25年秋頃の予定。

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