不動産ニュース / 開発・分譲

2024/6/18

江戸川のマンションで日本初の「ResReal」認証取得

 (株)サンケイビルは18日、分譲マンション「ルフォン船堀 ザ・タワーレジデンス」(東京都江戸川区、総戸数133戸)が、不動産の災害に対するレジリエンス認証「ResReal(呼称:レジリアル)」の計画認証を5月24日に取得したと発表した。

 ResRealは、個々の不動産の災害に対するレジリエンスをスコア化し、プラチナからスタンダードまでの5段階で認証を付与するもの(過去のニュースを参照)。既存建物のみが対象だったが、開発中物件に対して認証を行なう「計画認証」が1月にスタート。同物件はその日本初取得の物件となる。
 建物内への浸水を防ぐ防潮板の設置や、電気に関係する室の地上階設置、防災備品の備蓄、コミュニティラウンジとライブラリーラウンジの共用部2室へのウォーターサーバーの設置等が評価され、「レジリエンスが高い」と分類される評価★3(Silver)を取得した。

 同物件は、都営地下鉄新宿線「船堀」駅徒歩3分に立地。敷地面積2,074.59平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上20階建て、延床面積1万3,128.15平方メートル。専有面積は65.96~86.62平方メートル、間取りは3LDK・4LDK。竣工は2025年5月下旬、引き渡しは同年6月下旬の予定。

 共用部と専有部の玄関扉には、顔認証のみでも鍵の施解錠ができる「Tebra FACE」を導入。タワーパーキングには、専用アプリで充電・課金管理ができる電気自動車充電サービス「EVrest」を採用した。さらに、各住戸に適用されるZEH Orientedを取得しているほか、マンション全体でもZEH-M Orientedを取得している。

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レジリエンス

困難や危機、ストレス負荷などの状況において、心理的に回復、治癒できる個人の能力。英語のresilience。

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2024/9/19

記者の目を公開しました

新オフィス完成に向けた”トライアルオフィス”」を公開しました。野村不動産(株)は現在、東京都港区の芝浦エリアで、約4.7haに及ぶ再開発事業「BLUE FRONT SHIBAURA(芝浦プロジェクト)」を推進中。同社グループではその移転に先立ち、建て替え予定のビルに「トライアルオフィス」を設置。各社各部署の就労者が一定期間そこで働く取り組みを実施しています。トライアルオフィスを取材しました。