(株)サンケイビルは18日、分譲マンション「ルフォン船堀 ザ・タワーレジデンス」(東京都江戸川区、総戸数133戸)が、不動産の災害に対するレジリエンス認証「ResReal(呼称:レジリアル)」の計画認証を5月24日に取得したと発表した。
ResRealは、個々の不動産の災害に対するレジリエンスをスコア化し、プラチナからスタンダードまでの5段階で認証を付与するもの(過去のニュースを参照)。既存建物のみが対象だったが、開発中物件に対して認証を行なう「計画認証」が1月にスタート。同物件はその日本初取得の物件となる。
建物内への浸水を防ぐ防潮板の設置や、電気に関係する室の地上階設置、防災備品の備蓄、コミュニティラウンジとライブラリーラウンジの共用部2室へのウォーターサーバーの設置等が評価され、「レジリエンスが高い」と分類される評価★3(Silver)を取得した。
同物件は、都営地下鉄新宿線「船堀」駅徒歩3分に立地。敷地面積2,074.59平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上20階建て、延床面積1万3,128.15平方メートル。専有面積は65.96~86.62平方メートル、間取りは3LDK・4LDK。竣工は2025年5月下旬、引き渡しは同年6月下旬の予定。
共用部と専有部の玄関扉には、顔認証のみでも鍵の施解錠ができる「Tebra FACE」を導入。タワーパーキングには、専用アプリで充電・課金管理ができる電気自動車充電サービス「EVrest」を採用した。さらに、各住戸に適用されるZEH Orientedを取得しているほか、マンション全体でもZEH-M Orientedを取得している。