不動産ニュース / 開発・分譲

2024/6/20

辻堂の複合タワマン、1期1次が完売/リスト

 リストデベロップメント(株)は20日、複合タワーマンション「THE TOWER湘南辻堂」(神奈川県藤沢市、総戸数196戸)の1期1次販売が完売したと発表した。

 同物件は、JR東海道線・湘南新宿ライン「辻堂」駅徒歩2分に立地。駅からペデストリアンデッキで直結している。敷地面積約2,311平方メートル。鉄筋コンクリート造地上29階地下2階建ての高層棟と、鉄骨造地上3階建ての低層棟で構成する。総延床面積は約2万5,342平方メートル。住戸は、ワンルーム~4LDK、専有面積約34~92平方メートル。

 2023年12月より物件エントリーを開始。24年6月2日時点で約6,200件のエントリー、延べ約600件の来場があった。最高倍率は8倍(平均倍率2倍)。

 契約者の居住地は、約34%が湘南エリアで、東京都が約28.4%、湘南エリア以外の神奈川県が約16.0%。年齢は30~50歳代が約46.9%を占め、20~90歳代と幅広い年齢層となった。

 契約者からは「辻堂直結のタワーマンションという希少性や資産性」という点や、駅をはさんで北側には駅直結の大型商業施設がある利便性の高さ、辻堂海浜公園やビーチが徒歩圏という立地環境の良さが評価された。その他、スマートフォンによる外出先からの来客対応やセキュリティの確認ができるスマートインターフォンシステムなどの最新設備も好評だった。

 1期2次は7月中旬、2期は9月上旬に販売予定。2期は1LDK(40~50平方メートル台)のコンパクトタイプを中心に供給する予定。

 竣工は25年9月中旬、引き渡しは同年11月中旬・26年2月下旬の予定。

「THE TOWER湘南辻堂」外観イメージ

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