不動産ニュース / 開発・分譲

2024/6/25

野村不、ベトナム・ハノイでの都市開発で参画街区が全体竣工

「Ecoparkプロジェクト」野村不動産参画街区竣工写真

 野村不動産(株)は25日、ベトナムハノイエリアで行なわれている大規模開発事業「Ecoparkプロジェクト」において、同社が参画する分譲住宅を中心とした街区が3月に竣工し、すでに9割超の引き渡しが完了したと発表した。

 同プロジェクトは、現地ディベロッパーであるEcopark社が10年以上にわたり推進しているタウンシップ開発。全体敷地約500haに住宅、オフィス、商業施設、学校、公園などの都市機能、100ha超の緑や水辺を備えた都市整備を進めており、総戸数は住宅・商業等も含め約4万6,000戸に及ぶ。なお野村不動産は2020年よりプロジェクトに参画している。

 同社が参画している街区は、ハノイ中心部より直線距離で約11kmに位置。敷地面積は約4万平方メートルで、住宅2,623戸、商業区画218戸を整備した。レジデンス各棟には四季を表す桜などの植栽を採用したほか、ベトナムでも近年人気が高まっているという「温泉」など、日本らしさを取り入れた企画・設計を実現した。安心で利便性の高い生活環境を実現するため、建物管理については日系の管理運営会社を採用しているほか、街区内500mにわたる約200店舗の商業区画には、今後居住者の生活利便性を高める商業テナントの入居を予定している。

温泉施設竣工写真
桜も取り入れたレジデンスの植栽完成イメージ

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。