不動産ニュース / 開発・分譲

2024/6/26

豪州でESG型不動産開発に参画/東京ガス不

「スビアコ開発」現地風景

 東京ガス不動産(株)は26日、西豪州で不動産開発事業「スビアコ開発」(スビアコ市)に参画すると発表した。

 同事業は、豪州ディベロッパーCedar Woods Properties Limited(シダー・ウッズ・プロパティーズ)との分譲マンションの共同開発事業。豪州現地法人TOKYO GAS REAL ESTATE AUSTRALIA PTY LTD(東京ガス不動産オーストラリア)を通じて参画する。

 開発地は西豪州の州都であるパース市の中心部から約4kmに位置。周辺には学校や病院、公園などがあり、利便性の高いエリア。開発面積は9,784平方メートル。2期に渡り、3棟の分譲マンションを開発することで、住宅不足の解消に寄与。一部をシニア層向けとし、高齢化社会にも対応する。
 敷地の一部は公開緑地を設け、一体的な緑地帯を形成していくことで、周辺環境との調和を図る。中庭を設置し、居住者のコミュニティ形成も促進していく。また、日射の効率利用、自然換気を促進するデザインや太陽光パネルの設置などを行ない、豪州のエネルギー効率指標NatHERS(10段階評価)の7以上の取得を目指す。

 竣工は1期が2028年9月、2期が29年10月の予定。

 東京ガス不動産は、海外不動産事業を成長領域と位置付け、30年までに豪州を中心に600億円規模の投資を図り事業を拡大する。また、同社が掲げる環境配慮型の不動産開発「ESG型不動産開発事業」を海外でも推進していく。

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