クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は26日、物流施設「LF加須」(埼玉県加須市)の竣工を発表した。
東北自動車道「羽生」ICから約5.1km、同「加須」ICから約5.8kmに位置。東北道および首都圏全域への配送に便利な立地。また、加須・大利根工業団地に近接しており、24時間操業が可能となる。延床面積は約2万7,000平方メートル。鉄骨造地上2階建て。柱スパンは間口11m×奥行10.5m、倉庫の梁下有効高さ5.5m。床荷重1.5t/平方メートルを確保し、荷物用のエレベーターおよび垂直搬送機を各4基実装している。
テナント区画は1棟貸し、または2分割への対応が可能。ブレースを用いない構造とすることで、テナントのレイアウトの自由度が高い設計となっている。
また、建築物省エネルギー性能表示制度BELSの5スター、ZEB Ready認証、建築環境総合性能評価システムCASBEE Aランク認証を取得。さらに全国有数の日照時間が得られる地域特性を活用し、屋根には太陽光発電事業者が発電した電力の一部を建物内で使用可能な太陽光発電設備を設置。テナントによるグリーン電力の利用を可能とする等、サステナビリティへの取り組みを行なっている。