(株)エンジョイワークスは9日、泊まれるカプセル「カプセルヴィレッジ」(神奈川県横須賀市)を開業するに当たり、8月中旬からファンドによる資金調達を行なうと発表した。
同社は、2022年に解体された「中銀カプセルタワービル」(東京都中央区)の「カプセル」保存再生と活用事業に取り組んでいる。中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトとの協業で、横須賀市にある長井海の手公園「ソレイユの丘」に24年冬「カプセルヴィレッジ」を開業することを決定。開設に掛かる費用を、同社が運営する地域活性ローカルファンド「ハロー! RENOVATION」で調達する。
同プロジェクトが所有している5つのカプセルを、「泊まれるカプセル」として再生する計画。すでに4つのカプセルの内装デザインが公募により決定しており、資金調達を行なった後、内装工事を実施。24年末から25年年明けのオープンを目指す。