東急不動産(株)は12日、賃貸レジデンス「コンフォリア・リヴ西葛西」(東京都江戸川区、総戸数55戸)で、物件専任の獣医師・ペットシッターによる健康サポートサービスの提供を開始したと発表。
同物件は東京メトロ東西線「西葛西」駅徒歩10分。同物件の周辺には歩行者専用の「葛西親水四季の道」と、2025年にはドッグランの開園が予定されている「新左近川親水公園」があり、さらに動物病院やペットショップも所在するなど、ペット共生型ライフスタイルニーズに応える条件を備えた立地にある。鉄筋コンクリート造地上9階建て。24年4月に竣工しており、1~3階をペット共生フロアと位置付けている。
ペット共生型のライフスタイル実現に向け、管理規約で1~2階住戸では大型犬1匹または小型犬3匹または猫3匹まで、3階以上住戸は小型犬1匹または猫2匹まで飼育することを可能としている。またハード面では、滑りにくい素材によりペットの足腰にやさしく傷がつきにくいクッションフロアや、ペットの臭い低減へ調質機能を持つ壁材を採用した住戸も設けている。
今回、獣医療起点でのペットビジネス開発に特化したスタートアップ・スタジオ「QAL startups」と提携し、物件専任の獣医師を配置し、1階共用部で月1回の無償定期健診を開催するサービスを開始。動物病院の予約を取る手間等を省き、獣医師へ気軽に相談できる環境を整備したほか、物件専任のペットシッターによる世話代行サービスの提供も開始した。
同社では今後もペット共生型ライフスタイルのQOL向上に向け、さまざまな取り組みを実施する考え。