健美家（株）は23日、2024年上半期の政令指定都市の住宅系収益不動産の「高利回りランキング」結果を発表した。24年1～6月に同社が運営する収益物件サイトに登録された新規物件を集計、区分マンション、1棟アパート、1棟マンションの利回りを調査した。
物件カテゴリごとの利回り上位3都市は、区分マンションは1位静岡市18.09％（平均価格583万円）、2位新潟市15.59％（同577万円）、3位北九州市14.89％（同402万円）。1棟アパートは1位新潟市14.89％（同4,288万円）、2位静岡市11.28％（同4,386万円）、3位北九州市11.10％（同5,704万円）。1棟マンションは1位新潟市11.18％（同1億4,405万円）、2位北九州市11.16％（同1億7,569万円）、3位岡山市10.17％（同1億2,263万円）となった。静岡市は、区分マンションで22年上半期以来4期ぶりに1位に。また、新潟市は一棟アパートで19年上半期以来11期連続、一棟マンションでは4期連続の1位となった。
政令指定都市20都市のうち、前期に比べて利回りが上昇したのは区分マンションが9都市、1棟アパートと1棟マンションは共に10都市。全種別で利回りが上昇したのは浜松市と熊本市。低下したのは札幌市、仙台市、大阪市となった。
