三菱地所レジデンス(株)は25日、新築分譲マンションの販売において、Umee Technologies(株)が開発するコネクテッドセールス・プラットフォーム「Front Agent(フロント エージェント)」を導入すると発表。AI×商談の実証実験を開始する。
「Front Agent」の導入により、Web会議・電話・対面の会話から自動的にAI議事録が作成されるため、他のソフトを使っての報告は不要となる。また、リアルタイムに話すべき内容をレコメンドするAI技術や話者心理分析、会話された文脈を可視化するディープインサイトエンジンを活用。チーム内コミュニケーションの活発化や学習機会の創出につなげる。
実証実験は、分譲マンション「ザ・パークハウス 宮前平二丁目」(川崎市宮前区、総戸数154戸)と「ザ・パークハウス 麹町三丁目」(東京都千代田区、総戸数57戸)で実施する。
2物件での実証実験の結果を踏まえ、今後「Front Agent」の導入物件数を拡大。今回の商談記録のデータ活用に加え、電話やメール内容等これまで活用できていなかったデータの活用を図り、さらなる顧客ロイヤルティの向上を目指す。