エリアリンク(株)はこのほど、「防災に関する意識調査」結果を公表した。調査期間は3月12、13日。20~60歳代の男女を対象に調査した。サンプル数は500。
自宅の防災対策として行なっていること(複数回答可)を尋ねたところ、最多回答は「水や食料品の備蓄」(38.6%)。以下、「避難場所・避難経路の確認」(29.2%)、「ティッシュ/トイレットペーパーの備蓄」(24.4%)、「家具などの転倒防止」(同)と続いた。
自宅の防災について、直近1年以内に見直しをしたかどうかを聞いたところ、全体の21.4%が「見直しをした」と回答。43.6%は「見直しはしていない」、35.0%は「防災対策をしていない」との回答だった。
見直しをしたとの回答者に内容を尋ねたところ、最多回答は「水や食料品の備蓄」(53.3%)だった。以下、「避難場所・避難経路の確認」(35.5%)、「家具などの転倒防止」(33.6%)、「ローリングストック」(31.8%)となった。
防災への備えについて感じていることについての質問では、「何を備えれば良いかわからない」(45.4%)がトップで半数近くを占めた。次点の「備蓄品を増やしたいが自宅に置き場所がない」(29.4%)は約3割を占めた。