三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(以下、「MFLP」)、およびアドバンス・ロジスティクス投資法人(以下、「ADL」)は5日、MFLPを存続法人、ADLを消滅法人とする合併契約を締結した。効力発生日は11月1日。
両投資法人はそれぞれの特徴を生かし、中長期にわたる安定した収益の確保と運用資産の着実な成長を目指した運用を行なってきた。その一方で、先進的物流施設の期待利回りがその希少性や流動性の高さにより依然として低いこと、また、公募増資を通じた大規模な物件取得機会が限定的であること、という課題を認識していた。
MFLPとADLはこれらの課題に対処し、それぞれの投資主価値の継続的な向上を実現するための施策として、今回の合併が最良の施策であるとの判断に至った。
合併後の資産規模は、49物件・5,765億円(取得(予定)価格ベース)に拡大する予定。急速な資産規模の拡大を実現し、MFLPの中期資産規模目標である5,000億円を達成する。また、保有物件数の増加に伴うポートフォリオ分散の進展により、収益の安定性向上を図る。