三菱地所(株)と住友不動産(株)は19日、共同で開発を進めている「緑苑台ニュータウン西街区(E1・E2工区)」(北海道石狩市、総区画数280区画)の概略を発表した。
同プロジェクトは、総開発面積171万8,774平方メートルの大規模宅地開発事業。今回の「西街区」は、「札幌」駅10km圏内で、所要時間は車で約30分。近隣にはイオンやコストコホールセールなどの商業施設のほか、教育施設、公園等が集積する。1989年に開発許可を受け2023年までに1,000区画超の宅地を完売した「東街区」に続くものとして、23年4月に33年ぶりに造成工事を着工し、9月には竣工する。
「西街区」の総開発面積は10万6,314平方メートル。区画の土地面積は200.79~379.11平方メートル。159区画が住友不動産、121区画が提携住宅メーカー(7社)による建築条件付き土地分譲となる予定。先着順受付中の住友不動産が販売する17区画は、土地面積200.81~276.66平方メートル。販売価格は790万~1,310万円、最多価格帯は900万円台。
モデルハウスは5月に住友不動産、7月に(株)土屋ホームと(株)一条工務店が竣工。11月には(株)ジョンソンホームズのモデルハウスが竣工する予定。
また、両社は「街並みガイドライン」を設定。自ら植樹帯を設けることで「東街区」から続く緑豊かなまち並みの統一感を実現させる。具体的には、道路から見える位置に高さ1.2~3mの中高木を2本以上植樹するほか、レンガや自然石を使った外構、インターロッキングはアスファルト仕上げにした玄関アプローチなど、素材や色彩を統一させる。