(株)不動産経済研究所は20日、7月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,496戸(前年同月比42.3%減)。大型物件の発売がずれたため、23区などが大幅に減少したことが要因。地域別では、東京23区609戸(同60.5%減)、東京都下104戸(同30.2%減)、神奈川県439戸(同84.5%増)、埼玉県97戸(同50.5%減)、千葉県247戸(同47.0%減)。東京都のシェアは47.7%。
初月契約率は70.9%(同3.9ポイント下落)と4ヵ月ぶりに70%台を回復した。 1戸当たりの平均価格は7,847万円(同21.1%下落)、1平方メートル単価も120万3,000円(同17.0%下落)といずれもダウンした。
即日完売物件は「パークタワー大森」1期1・2次(東京都大田区、49戸、平均1.48倍、最高3倍)など5物件71戸。
8月の発売は1,500戸程度を見込む。