森トラスト(株)は21日、神谷町・麻布台エリア(東京都港区)の活性化促進に向け、区民協働プロジェクトである麻布台商店街(会長:伊澤諒太氏)と連携協定を締結した。
同社はかねてから神谷町エリアでコミュニティ活動やイベントを実施してきた。2018年には、エリアのまちづくりビジョンとして「神谷町God Valley ビジョン」を策定。同ビジョンに掲げたSDGsの促進やクリエイティビティを高めるエリア空間の構築などを通じたまちづくりを進めている。また、麻布台エリアで23年に設立された同商店街では、商店会や町会・自治会、大企業、スタートアップ、地域住民が協働してイベントや共創の場の提供などを行なっている。
今回の連携協定締結を機に、両者がまちづくりにおいて連携し、広域でのコミュニティ形成を目指すこととした。連携プロジェクト初弾として、コミュニティ拠点となる「神米茶寮」をオープンする。
神米茶寮は、神谷町トラストタワー2階にオープン。ビジョンのテーマの一つ「ウェルネス」に即して、オールグルテンフリーの菓子や飲み物を提供していく。食を通じた日本各地の伝統・文化の発信を支援しながら、多様な人が集まり・交流が促進されるよう、定期的なイベントも行なっていく。