不動産ニュース / 開発・分譲

2024/8/23

快眠環境を整備した賃貸Mで効果を検証

 (株)長谷工コーポレーションは22日、賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」(千葉県市川市)において実施した睡眠の質向上に向けた取り組みで、実際に睡眠の質の向上が確認されたと発表した。

 NTT東日本グループ、(株)ブレインスリープと共に検証を実施。同マンション内の実験住戸「快眠のための家」に、ブレインスリープ監修のもと、睡眠に最適な温湿度の設定や内装壁面の木質化等の睡眠に良いとされる要素を導入。さらにNTT東日本グループが提供する睡眠計測APIを活用したアプリケーションを利用し、睡眠時の生体データと連携した睡眠環境を構築。その効果を確認した。

 検証では、20歳代から40歳代の同社グループ社員など8名が、「快眠のための家」と同マンション内の一般住戸それぞれに1週間ずつ生活。睡眠の質にどのような違いが出るかを比較した。結果、「快眠のための家」の方が一般住戸と比較して最も深いノンレム睡眠ステージの割合が高く、また熟睡度を示すデルタ波の量が多くなった。この結果から、睡眠の質が向上していると考えられる、と結論付けた。

 同マンション内のいくつかの一般向け賃貸住戸には「快眠のための家」の一部要素を取り入れており、他のプロジェクトへの導入に向けた検討も進めている。同社では今後も暮らしの最適に向けた各種検討を実施していく計画。

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