不動産ニュース / 開発・分譲

2024/8/28

ランディックス、富裕層向け戸建てをAR販売

販売に活用するAR画像

 (株)ランディックスは28日、戸建住宅の完成前AR(拡張現実)販売を開始したと発表した。

 同社は富裕層向けの戸建住宅販売を展開しており、今回は高級住宅街として知られる東京都世田谷区奥沢の物件1棟を販売するに当たってARを活用した。物件は東急大井町線「緑が丘」駅徒歩8分、東急目黒線「奥沢」駅徒歩9分。敷地面積は150.02平方メートル、木造2階建て、延床面積は157.49平方メートル。販売価格は1億5,300万円。竣工は12月を予定している。

 大型のアウトドアリビングが特徴で、室内空間と合わせて約40畳の空間を構成できるという。また、外部からの目線も遮断されているため、プライバシー性も確保する。

 ARを活用することで、実物と遜色ないレベルでの現地完成イメージを提供。購入検討者が物件完成前の段階であっても早めの意思決定ができるような環境を整えた。AR画像を操作することで物件内部を歩いているかのようなバーチャル内見が可能になる。過去にAR販売で購入した顧客からは「ARのイメージと完成した実物にギャップがない」という評価も得ているという。

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AR

情報技術を活用して、現実世界に仮想の情報を重ねることによって現実感を拡張すること。英語のAugmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)の略語で、「拡張現実感」「拡張現実」などと翻訳されている。

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