不動産ニュース / IT・情報サービス

2024/8/28

スマートホームと顔認証のパッケージ販売初弾

 三菱地所(株)は28日、同社の総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」と、パッケージ共同販売しているDXYZ(株)の顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」が、(株)エイペスト(東京都千代田区、代表取締役:郷内啓治氏)の都市型レジデンスシリーズ「Fullea(フレア)」に標準採用されることが決まったと発表した。三菱地所とDXYZの共同販売初弾となる。

 「フレア」は、都心エリアを中心としたエイペストのオリジナルレジデンスブランド。立地とスペック、快適性を高めるため、これまでも業界に先駆けてスマートホーム機器を採用してきた。今回、さらなる付加価値アップ、入居者満足度向上・継続入居意向の増進と、運用・管理の最適化を検討する中で、ホームタクトとフリードを標準採用するに至った。すでに「世田谷III」「新宿御苑」など8物件で導入することが決まっている。

 エントランスや集合郵便受けといった共用部だけでなく、各住戸の玄関にもフリードの顔認証システムを採用。手を使わずに顔をかざすだけ解錠・通過が可能になるため、帰宅するたびに鍵を取り出す必要がなくなる。また、各住戸の玄関にはホームタクトから一時入室に有効なパスワードが発行できるスマートロックを採用し、利便性とセキュリティを両立させている。住戸内では、スマートスイッチと給湯リモコン、エアコンを標準装備しており、ホームタクトを介してこれらを制御できる。

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