旭化成ホームズ(株)とセンコー(株)は6日、次世代バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」(RD)を活用した実証トライアルの開始を発表した。国内ハウスメーカーとしてRDを使用するのは初。
RDは、Neste社(フィンランド)が、食料競合のない廃食油や廃動物油脂などの再生可能な原料から製造する次世代バイオ燃料。ライフサイクルアセスメントベースでの温室効果ガス排出量で石油由来軽油比最大90%削減が可能。軽油を使用する車両や重機などでそのまま利用することができる。
実証トライアルでは、新築現場への輸送トラック燃料を、軽油から伊藤忠エネクス(株)が供給するRDへ変換する。使用燃料は半年で1台約2,400Lを想定。期間は2025年3月まで。同社では、実証トライアルの結果を踏まえ、より広範囲への運用について検討を進めていく。