東急不動産(株)は6日、1月に竣工した物流施設「LOGI’Q南茨木」(大阪府茨木市)内の「R&Dセンター」が本格稼働すると発表した。
効率的な倉庫運営と作業省人化の課題に対応するため、物流工程の合理化におけるDXソリューション検証の場として設けられた。同社、Phoxter、NTTコミュニケーションズの3社が、さまざまな自動化機器と通信の実証実験に取り組む。
17日より、物流自動化や工場自動化を検討する事業者に向けてセンターを公開する。
さらに「LOGI’Q南茨木」では11月上旬より、物流会社と荷主企業のマッチングサービス「Q’sコネクト」の提供を開始する。このサービスにより、物流拠点再編や物流業務のアウトソーシングなどのニーズがある荷主企業と、空坪リスクの解消や新たな取引先の創出で悩む物流会社をマッチングする。