
阪急阪神不動産(株)は24日、豪州でのマンション分譲事業「メルローズパーク(南側街区 ステージ1~7)」(ニューサウスウェールズ州パラマタ市)に参画すると発表した。同社が豪州で住宅分譲事業に取り組むのは初めて。海外事業としては6ヵ国目。
同プロジェクトは、積水ハウス(株)の豪州現地法人Sekisui House Australia Holdings Pty Ltdが、シドニー近郊で2014年から進めている約30haの大規模開発。敷地内では、分譲マンションのほか商業施設や学校、大型公園などが計画されており、周辺には商業施設や病院、教育施設が立地。今後は、パラマタ中心部からオリンピックパークをつなぐパラマタライトレールが開通し、メルローズパーク付近に新駅の開業が予定されており、さらなる発展が期待されている。
今回、両社の現地法人の子会社を通じて、共同で同プロジェクトを推進。同プロジェクトではすでに1,075戸のマンションを分譲しており、阪急阪神不動産は、今後の約4,700戸の開発のうち、最初の7ステージを対象に行なう約2,000戸のマンション分譲事業に参画する。敷地面積は約10万6,000平方メートル。