不動産ニュース / 開発・分譲

2024/9/27

オリックス不、埼玉・伊奈に物流施設

「伊奈ロジスティクスセンター」外観イメージ

 オリックス不動産(株)は27日、マルチテナント型物流施設「伊奈ロジスティクスセンター」(埼玉県北足立郡)の開発に着手したと発表した。

 東北自動車道「蓮田スマート」ICから約4.9km、同「岩槻」ICから約9.5kmに位置し、東京都心まで1時間以内で移動可能な立地。国道122号線の利用も可能なため、首都圏配送や広域配送のいずれにも適している。また、「大宮」駅より埼玉新都市交通ニューシャトルを利用して15分の「丸山」駅から徒歩約8分と通勤利便性が高く、入居テナント企業の雇用確保の面でも優位性がある。

 敷地面積は約1万6,441平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建て。延床面積は約3万3,519平方メートル。募集区画は最小約4,800坪からで、最大2テナントの入居が可能。1階の両面にバースを設け、最大50台の大型車が同時接車可能となり、効率的な入出庫オペレーションを実現する。

 同社は2022年3月の「松伏ロジスティクスセンター」(埼玉県北葛飾郡)の竣工以来、物流施設を100%再生可能エネルギー由来の電力共有が可能な環境配慮型施設として開発。同物件にも屋上に太陽光発電設備を設置する他、天候の影響などで発電量が不足する場合はオリックス(株)より非化石証書付きの電力を供給することで、入居テナント企業は100%再生可能エネルギー由来の電力を利用することができる。また、同施設はCASBEE(新築)Aランクの取得を予定している。

 竣工は25年12月の予定。

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再生可能エネルギー

短期間に再生し、あるいは消滅しない燃料源から取り出されるエネルギーをいう。そのような燃料源として、太陽光、風、流水、植物・バイオマス、地熱などがある。

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