東京建物(株)は10日、主要構造部や共用部に木材を使った5階建て賃貸マンション「(仮称)洗足池プロジェクト」(東京都大田区、総戸数42戸)を着工したと発表した。三井ホーム(株)との共同事業で、同社の木造技術ブランド「MOCX」を採用。令和6年度優良木造建築物等整備推進事業に採択されている。
東急池上線「洗足池」駅徒歩圏の住宅街に建設。敷地面積は1,117.94平方メートルで、建物は木造枠組壁工法・一部鉄筋コンクリート造の5階建て。延床面積は2,075.74平方メートル。
主要構造部や共用部の仕上げ材にも天然の木材を使用しており、「木のあたたかみ」を感じられる居住空間を構成していく。また、高性能屋根断熱パネルや、高効率給湯器を採用するほか、屋上には太陽光パネルを設置することで省エネ・創エネによる環境負荷低減を図る。こうした取り組みにより、ZEH-M Orientedの認証も取得している。
竣工は2026年3月の予定。