東京建物(株)は17日、分譲マンション「Brillia 神戸居留地」(神戸市中央区、総戸数53戸)の概要を発表。19日にはモデルルームを同社の集約販売拠点「Brillia Gallery 神戸」(神戸市中央区)に設置する。
JR「三ノ宮」駅徒歩10分、旧神戸居留地エリアで14年ぶりのマンション供給となる。旧「日本真珠会館」の建替事業として、共同住宅・展示場・事務所で構成する複合マンションを建設する。敷地面積は743.64平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建て、延床面積は6,188.85平方メートル。住戸は専有面積38.74~147.65平方メートル、間取りは1LDK~3LDK。
外観デザインは、旧居留地の景観にマッチするよう頂部・中層部・低層部の三層構成。頂部は旧建物のモダニズム建築の要素を取り入れ、中層部は西洋建築の縦基調をアール型マリオンで表現している。低層部は外壁の水平ラインを強調した西洋建築の意匠を取り入れた。全体の67%を角住戸として、10階以上は1フロア2~3戸というプレミアムフロアとしている。
エネファームの採用やLow-E複層ガラスを採用し、太陽光パネルによる創エネ効果もあり、一次エネルギー消費量を50%以上削減。神戸市内の分譲マンションでは初めて「ZEH-M Ready」の認定を住棟として取得したほか、低炭素建築物の認定を受けるなど、環境配慮型のマンションとしていく。
このほか、「コープこうべ」と連携した宅配ボックスの採用や、独自の総合防災宅ガイドラインに沿った防災計画など、安心・安全な生活にも寄与していく。
発売は11月中旬の予定。販売戸数および価格は未定。