不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/10/23

非住宅木造建築、CN背景に市場規模が拡大へ

 (株)矢野経済研究所は23日、2024年度の国内「非住宅木造市場に関する調査」の結果を公表。公的データ等を基に、市場規模やセグメント別の動向、将来展望について推計した。

 23年度の市場規模は、床面積ベースで334万2,000平方メートル(前年度比4.5%減)。1棟当たりの延床面積の縮小や建築コスト抑制の動きが影響したとみられる。一方、床面積ベースでは8,788億円(同33.7%増)と大幅増となり、ウッドショックのからの回復や建築コストの上昇が大きく影響したかたち。

 24年度見込みは床面積340万平方メートル(前年度比1.7%増)、工事予定額8,800億円(同0.1%増)とおおむね横ばいで推移すると予測した。また、非住宅木造の分野は、SDGsやカーボンニュートラル(CN)といった社会貢献・環境負荷低減の側面でも注目されており、今後30年に向けて床面積・工事予定額ともに増加傾向で推移すると見込む。30年度については床面積410万平方メートル、工事予定額1兆1,400億円まで拡大するとした。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。