不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/11/8

新築小規模戸建て価格、首都圏は連続で下落

 (株)東京カンテイは7日、2024年10月の主要都市圏別・主要都市別新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,340万円(前月比0.5%下落)と前月に続き下落した。都県別では、東京都のみ6,551万円(同1.6%下落)と連続で下落。神奈川県は4,799万円(同2.3%上昇)と上昇に転じ、千葉県は4,743万円(同8.4%上昇)と連続で上昇、埼玉県は4,312万円(同2.5%上昇)と4ヵ月ぶりに上昇した。

 近畿圏は3,932万円(同0.8%下落)と2ヵ月連続下落。主要府県別では、大阪府は3,866万円(同2.0%下落)と下落に転じた。兵庫県は4,221万円(同0.4%上昇)、京都府は3,761万円(同0.9%上昇)と、共に上昇に転じた。

 中部圏は4,020万円(同4.0%上昇)、愛知県は4,027万円(同2.7%上昇)と、共に4ヵ月連続で上昇した。

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