不動産ニュース / 開発・分譲

2024/11/12

大林組がDC開発に参入。空室化したビル活用も

 (株)大林組は11日、データセンター(DC)の開発・運用を目的に新会社・MiTASUN(株)を設立。都市型DC事業に参入すると発表した。

 中期経営計画に盛り込んだ「持続的成長のための事業ポートフォリオ拡充」の一環。DC事業はAIの進歩やクラウドサービスの利用拡大に伴って市場規模が2022年の2兆円から27年は4兆円にまで拡大することが見込まれている。こうした背景を受け、同社では今後、大規模な郊外型DCに加え、データ需要地に近接した都市型DCの需要が高まると予想。大規模オフィスビルの大量供給などで慢性的な空室を抱えた中規模ビルの活用なども視野に展開する。

 28年に初弾のDCを東京都港区に開設予定。将来的には東京都心で総額1,000億円規模を投じて大規模DCに匹敵するスケールのDC群を構築していく計画。

 新会社は本社を東京都港区に置き、資本金は4億9,500万円。代表者は綱脇彰則氏。

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