東京セキスイハイム(株)は8日、環境に配慮し子育てを後押しする戸建住宅向け商品パッケージ「T(Tokyo)」シリーズ第2弾の販売を開始した。
「T」シリーズは、東京都の「環境性能向上支援事業」の助成を受け、積水化学工業(株)住宅カンパニーと共同開発したもの。年間販売目標500棟を超える892棟を首都圏で販売し、好評を得ている。
第2弾は、独自のフラット屋根システム「e-Hat」を大型化し、太陽光発電システム(PV)搭載容量を拡大。その上で、フラット屋根系鉄骨戸建住宅の最新モデル「新スマートパワーステーションプラス」へ展開する。また、PVの大容量化が難しい傾斜屋根を大型化し、PV搭載容量を拡大。木質系商品の「グランツーユー」へ展開するなど、対応商品を拡充した。
大容量蓄電池「e-Pocket GREEN」の最新モデルを採用。容量を従来の12kWhから13.2kWhに拡大した。最大12.95kWの大容量PVと接続可能なパワーコンデショナを採用し、高いレジリエンス性を確保した。
鉄骨系商品では、半屋外空間「グランキャビン」を提案。室内にいながら屋外のように過ごせる新たな空間としている。また、屋根の大型化で生まれる広い軒下により、室内と屋外をつなぐ空間を設け、雨に濡れにくい物干しスペース、子供と遊べるスペース、家族や仲間と食事を楽しめる交流スペースとしての利用等を提案していく。
年間販売目標は900棟。