
住友林業(株)は6日、米国ノースカロライナ州ダーラム近郊において、木造と鉄筋コンクリート造の混構造6階建ての賃貸用集合住宅「NOVEL UHill(ノベル ユーヒル)」(総戸数400戸)を開発すると発表した。
住友林業の100%子会社の不動産開発会社Crescent Communities,LLCと、九州電力(株)の米国現地法人Kyuden Urban Development America,LLC、NECキャピタルソリューション(株)の現地法人NEC Capital Solutions America,INCそれぞれが参画する。
“リサーチトライアングル”と呼ばれるデューク大学、ノースカロライナ州立大学、ノースカロライナ大学チャペルヒル校の3校を結ぶエリアに立地。中心部にはITやライフサイエンス分野のグローバルカンパニーが300社以上集積している。
賃貸床面積は約3万4,764平方メートル。1階が鉄筋コンクリート造、2~6階は木造(枠組壁工法)。2×4材の規格品を用いることで、一般的な鉄筋コンクリート造と比較してコストと建設時のCO2排出量を削減する。
学生や企業に勤める若年層をターゲットに、スタジオタイプから1~3ベッドルーム、タウンホームなど多様な住宅タイプを用意。共用施設としてコーヒーショップやスカイラウンジ、プールテラス、コワーキングスペース等を設置し、一人暮らしからファミリー層までさまざまなターゲットの居住ニーズに合ったライフスタイルを提供してく。
2024年12月に着工し、26年11月以降に順次賃貸を開始する予定。