不動産ニュース / 開発・分譲

2024/12/13

札幌の複合ビル名「アーバンネット札幌リンクタワー」に

「アーバンネット札幌リンクタワー」外観完成予想図

 NTT都市開発(株)は12日、開発中の複合ビル「(仮称)札幌北1西5(旧北海道放送本社跡地)計画」(札幌市中央区)の物件名称を、「アーバンネット札幌リンクタワー」に決定したと発表した。

 地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅徒歩6分、JR「札幌」駅徒歩10分に立地。敷地面積約4,606平方メートル。鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上26階地下1階建ての建物と、地上7階地下2階建ての塔屋で構成する。延床面積6万908平方メートル。

 低層階の広場や店舗をはじめ、オフィス(3~16階)、ホテル(17~26階)等で形成する。顧客・人流データ等を活用したビジネスの展開や、イベント等の実施によるにぎわい創出を計画する。建物は、「ZEB Oriented」(オフィス部分)認証を取得したほか「CASBEE 札幌Aランク」を達成。使用電力を再生可能エネルギー由来実質100%とする予定。これらの取り組みにより、3月に札幌市で3件目となる「ゼロカーボン推進ビル」の認定を取得した。

 竣工は2026年6月の予定。

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再生可能エネルギー

短期間に再生し、あるいは消滅しない燃料源から取り出されるエネルギーをいう。そのような燃料源として、太陽光、風、流水、植物・バイオマス、地熱などがある。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。