大東建託(株)は8日、「街の住みここちランキング」の特別集計として「コンシャスな街ランキング2024<全国版>」を公表した。調査期間は24年2月21日~3月14日。回答者は全国47都道府県20歳以上の男女84万2,238人。なお、集計は20~24年の5年分(一部回答のみ19年も集計)の回答を累計した。
「普通に暮らすまちの住み心地」ではなく、「仕事と生活を柔軟に統合した『ワークライフインテグレーション』を志向する人々にとっての住み心地」「多様な人々がいて刺激的な街」「出会いとチャンスがあるまち」を「コンシャスな街」と定義。「自治体」と「駅」別にランキングした。
「自治体」のトップは5年連続で「沖縄県中頭郡北谷町」。偏差値は89.9。従来の「住みここちランキング」では24年は21位だった。14の評価項目のうち、「さまざまなチャンスがある」「新しい出会い」「抱擁力がある」などは偏差値80を超え、「個性的な人が多い」は偏差値100を上回った。
2~5位も昨年から順位の変動はなく、2位「東京都港区」(偏差値83.6)、3位大阪市北区」(同81.6%)、4位「福岡市中央区」(同81.2%)、5位「東京都渋谷区」(同81.2%)だった。
「駅」は、昨年1位の「六本木一丁目」(同95.1)が引き続きトップ。2位「みなとみらい」(同94.2)、3位「六本木」(同90.1)も昨年から順位は変わらなかった。