不動産ニュース / 開発・分譲

2025/1/10

伊藤忠PD、熊本でシニア住宅開発事業の初弾

シニア住宅開発事業初弾物件の外観

 伊藤忠都市開発(株)は10日、同社のシニア住宅開発の初弾事業となる住宅型有料老人ホーム(熊本市中央区)が竣工したと発表した。

 初弾施設は、JR「新水前寺」駅徒歩4分に立地。敷地面積1,248.1平方メートル、鉄筋コンクリート造地上9階建ての2棟構成。個室面積は21~65.4平方メートル。同施設は開発後に売却するスキームを採用。(株)ベネッセスタイルケアが運営する「メディカル・リハビリホームグランド水前寺」(総室数70室)として11日に開業する。

 365日24時間のサービススタッフ・看護師の常駐、機能訓練指導員によるリハビリ環境も整えた。建物外観はベネッセスタイルケアの意向に沿って、熊本城をイメージしたモノトーン基調を採用。石垣や城壁を連想させる素材を使った。共用部には、地元の水前寺公園をイメージした中庭や屋上庭園を設けた。

 同社のシニア住宅開発事業は、分譲・賃貸住宅・物流施設・ホテルに続くもの。今後も全国の主要都市を中心として需要のあるエリアで事業展開していくという。

この記事の用語

住宅型有料老人ホーム

生活を支援するサービス等を提供する高齢者向け居住施設。有料老人ホームの類型の一つである。

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