不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/1/14

不動産開発事業が好調、増収増益に/トーセイ24年11月期

 トーセイ(株)は10日、2024年11月期決算(連結)を発表した。

 当期(23年12月1日~24年11月30日)は、売上高821億9,100万円(前期比3.5%増)、営業利益184億8,800万円(同13.7%増)、税引前利益173億6,400万円(同13.4%増)、当期利益120億円(同14.2%増)、当期包括利益合計は114億8,100万円(同8.9%増)と増収増益となった。

 不動産再生事業では、バリューアップ物件40棟と、既存区分マンション110戸を販売。仕入れに関しては収益オフィスビル・賃貸マンション等44棟、土地9件、既存区分マンション88戸を取得した。セグメント売上高は372億2,100万円(同21.7%減)、セグメント利益59億6,300万円(同32.8%減)となった。

 不動産開発事業は、都内で物流施設と商業施設を各1棟、賃貸アパート2棟を販売。戸建住宅は28戸を販売した。セグメント売上高は166億5,900万円(同129.9%増)、セグメント利益49億6,200万円(同378.9%増)となった。

 このほか、不動産賃貸事業、不動産管理事業が順調に拡大した。

 次期(25年11月期)については、売上高1,020億7,800万円、営業利益206億3,900万円、税引前利益188億円、当期利益128億600万円を見込む。

 なお24年11月期業績を受け、中期経営計画の修正も発表。修正後の26年11月期を最終年度とした連結売上高は1,230億円(当初計画比2億円減)、連結税引前利益は202億円(同12億円増)、ROEは13.2%(同0.7ポイント増)を見込む。

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