不動産ニュース / 開発・分譲

2025/1/24

埼玉の大規模分譲地に多世代交流広場/西武RS

広場「おかのうえガーデン」

 (株)西武リアルティソリューションズは24日、大規模分譲地「西武飯能・日高分譲地」(埼玉県飯能市・日高市、約1,500世帯)の中心地に、多世代交流の場を目的とした広場「おかのうえガーデン」を竣工した。

 「西武飯能・日高分譲地」は、1988年に分譲を開始。37年が経過し、高齢者の増加や地域活動の担い手不足等の課題がある一方、コロナ禍による郊外移住ニーズの高まりで、若い世代の人口が増加している場所。同広場は、敷地面積約2,938平方メートル。地域の自治会や行政の理解を得て、長く空き地となっていた土地を利活用した。多世代が交流できる場を設けることで、まちの魅力を高め、空き地・空き家の削減にもつなげていく。

 環境に配慮し、広場に建てられた木造建築物は、再利用可能な木材を利用。使用済みの人工芝を再利用したほか、敷地内にマウンドを設けることで、工事で生じた土を利用するなど残土排出ゼロを実現した。

 同日、同分譲地内の新街区第2期の販売登録申込を開始した。西武鉄道池袋線「飯能」駅よりバスで16~18分、「西武不動産営業所」バス停徒歩7~9分に立地。販売区画数は16区画。販売価格は980万~1,550万円。土地面積は191.08~307.17平方メートル。工事完了は2024年12月。

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