不動産ニュース / 開発・分譲

2025/1/28

地所レジ、横浜に職住一体型賃貸マンション

「The Parkhabio SOHO 横浜関内」外観イメージ

 三菱地所レジデンス(株)は28日、コワーキングスペースを併設した賃貸マンション「The Parkhabio SOHO(ザ・パークハビオ ソーホー)」の第5弾「The Parkhabio SOHO 横浜関内」(横浜市中区、総戸数84戸)の入居者募集を開始したと発表した。

 JR京浜東北線・根岸線「関内」駅徒歩4分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩5分など、3駅3路線の利用が可能な立地。敷地面積は約521平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上15階建て、延床面積は約4,332平方メートル。

 同シリーズは、在宅勤務が普及した中で居住空間とワークスペースが同一になることを解消すべく、共用施設として十分なワークスペースを確保している。同物件では1階に約120平方メートルのコワーキングスペース「Style Lounge」を設置。オープンスペースの他、会議室(2室)や他人の視線を気にせず作業に集中できる個人ブース(5室)といったさまざまな空間を用意している。

 屋上には「Sky Lounge」を設置。「屋上庭園」と「BBQラウンジ」、「コワーキングスペース」という3つの機能を設け、ライフスタイルに合わせた楽しい時間を過ごせるようにする。

 また、三菱地所(株)が開発・提供する総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」を導入。その他、DXYZ(株)が開発した顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」、大崎電気工業(株)が提供するスマートロック「OPELO」を採用することで、利便性が高くスマートな暮らしを提供する。

 住戸は、ワンルーム~2LDK。専有面積は約18~60平方メートル。18.30平方メートルの住戸7戸と27.36平方メートルの住戸7戸には、洗面台とキッチンを1つにまとめた住設機器「Roomot MIXNK」を導入。18.30平方メートルの住戸7戸には、(株)ナスタと共同開発した壁面収納ベッド「カクセルベッド」を設ける。

 竣工および引渡しは3月上旬の予定。同社は3年間で5棟ほどの「The Parkhabio SOHO」シリーズの供給を目指してきた。2022年に初弾の「大手町」が竣工して以来、同物件で5物件目を達成した。

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SOHO

Small-Office Home-Officeの頭文字で、小規模事務所や自宅で働く職場形態、もしくはその用途に対応した物件のこと。 都市郊外にコピー、FAXなどのOA機器を共用する賃貸型小規模SOHO施設も登場し、高齢者や主婦などがビジネスを展開するケースもある。

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