不動産ニュース / 開発・分譲

2025/1/30

東急不、物流施設「LOGI'Q」3施設着工

「LOGI'Q 白岡III」外観イメージ

 東急不動産(株)は30日、物流施設「LOGI'Q 白岡III」(埼玉県白岡市)、「LOGI'Q 市原」(千葉県市原市)、「LOGI'Q 神戸新長田」(神戸市長田区)の3物件を着工したと発表。

 「白岡III」は東北自動車道「久喜」ICから4.8km、圏央道「白岡菖蒲」ICから約4.7km、2024年3月竣工の「白岡II」の隣接地に開発する。敷地面積1万2,071坪、鉄骨造3階建てで、延床面積は2万2,417坪。最大6テナントが入居可能なマルチテナント型で開発する。
 「市原」の開発地は京葉道路「蘇我」ICから約5.3km、館山自動車道「市原」ICから約5.8kmに位置。敷地面積4,358坪、鉄骨造5階建てで、延床面積は1万623坪。1、2階接車のスロープを有する延床面積約1万坪のマルチテナント型施設として計画しており、最大4テナントの入居が可能。
 「神戸新長田」は阪神高速3号線「湊川」ICから約2.3km、同7号北神戸線「神戸長田」ICから約3.7km、JR「神戸貨物ターミナル」駅から約1.7km、関西一円のみならず東海・中部エリアもカバー可能な場所に立地する。敷地面積7,067坪、鉄骨造4階建て危険物倉庫とする鉄骨造1階建ての構成で、延床面積は1万7,183坪。最大4テナントの入居が可能。
 3物件とも、屋上に設置した太陽光パネルで発電した電力を自家消費するなど、環境にも配慮する。

 竣工は「白岡III」が26年7月、「市原」が同年4月、「神戸新長田」が同年8月。

「LOGI'Q 市原」外観イメージ
「LOGI'Q 神戸新長田」外観イメージ

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BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

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