不動産ニュース / 開発・分譲

2025/2/5

札幌にVillageシリーズ第3弾のオフィスビル

「THE VILLAGE SAPPORO」外観イメージ

 いちご(株)は4日、開発中のオフィスビル「THE VILLAGE SAPPORO(いちご若草札幌ビル)」(札幌市中央区)の概要を発表した。同社が展開する「Villageシリーズ」の第3弾。

 札幌市営地下鉄「さっぽろ」駅徒歩2分、JR「札幌」駅徒歩6分に位置。敷地面積990.20平方メートル、延床面積約1万2,293.13平方メートル。鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上13階建て。

 建物は、新耐震基準の1.25倍の強度に加え、制震性能を付加。72時間の電力供給が可能な非常用電源を備える。環境面にも配慮し、CASBEE札幌Aランク、ZEB Oriented認証を取得する予定。また、ソフトバンク(株)と連携し、スマート化された最先端ビル設備や通信設備を導入。オフィスDXを加速し、現代の働き方に適したオフィス環境を提供していく。

 同ビルには、北海道初の拠点となるフレキシブルオフィス「WeWork」を開設。コミュニケーション活性化を促すビル共用ラウンジも設置する予定。

 竣工は2026年4月15日を予定している。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

ZEB

消費する一次エネルギーが実質的にゼロである建物。英語のNet Zero Energy Building(ネット ゼロ エネルギー ビルディング)の略語である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。