（株）東京カンテイは27日、2025年1月度の「中古（既存）マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。
同月は、「晴」が18地域（前月17地域）に増加。「雨」は4地域（同5地域）に減少、「曇」も9地域（同10地域）に減少した。「薄日」は7地域（同6地域）に増加。「小雨」は9地域（同9地域）と前月から変化なし。
全国で天候が改善したのは10地域（同22地域）に減少。横ばいは32地域（同19地域）に増加し、悪化は5地域（同6地域）に減少した。
47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは21地域（同13地域）に増加。前月と比較可能で事例数が10以上の全国523市町区村のうち、229都市（43.8％）で価格が下落しており、下落した都市の割合は前月と同水準となった。
