不動産ニュース / 政策・制度

2025/3/7

良質な住宅ストック形成に向け事業者を募集

 国土交通省は3日、「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業(先導型事業及び普及型事業)」の事業者募集を開始した。

 同事業は、住宅の適正評価に向けた維持向上・評価・流通・金融等の一体的な取り組みを支援するもの。先導型事業と普及型事業の2種類の事業を募集する。

 先導型事業は、(1)建物の価値の維持向上に役立つ項目や、開発に要する試行的な工事等に係る費用(上限2,000万円)、(2)チラシの作成やホームページの改修等の体制整備・周知に係る費用(上限1,000万円)が補助の対象。普及型事業は、(2)と(3)住宅の質の適切な性能維持・向上に係る費用(上限1,000万円)が補助対象となる。

 外部有識者等で構成する評価委員会などで評価を行ない、5月中旬をめどに審査結果を公表する。応募締め切りは3月31日12時まで。詳細は国土交通省のホームページを参照。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

国土交通省

国の行政事務を分担管理する機関のひとつ。国土交通省設置法に基づいて設置され、その長は国土交通大臣である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。