不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/3/10

首都圏新築一戸建て、平均価格は1.2%下落

 (株)東京カンテイは10日、2025年2月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,663万円(前月比1.2%下落)と、5ヵ月ぶりに下落した。都県別では東京都が5,700万円(同4.3%下落)と5ヵ月ぶりに下落。神奈川県は5,051万円(同1.8%下落)と4ヵ月ぶりに下落したが、5,000万円台を維持した。千葉県は3,903万円(同2.4%上昇)と、4ヵ月ぶりに上昇。埼玉県は3,795万円(同3.0%下落)と、下落に転じた。

 近畿圏の平均価格は、3,790万円(同4.9%上昇)と3ヵ月ぶりの上昇。府県別では大阪府3,984万円(同2.0%上昇)、兵庫県3,875万円(同6.1%上昇)、京都府4,261万円(同16.3%上昇)と、3府県が軒並み上昇に転じた。

 中部圏は3,314万円(同6.4%下落)、愛知県は3,479万円(同6.7%下落)と、いずれも4ヵ月ぶりに下落した。

 宮城県は3,686万円(同3.9%上昇)と上昇。福岡県は3,752万円(同1.1%上昇)と2ヵ月連続の上昇となった。

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一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

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