(株)ワイズワンホーム(兵庫県西宮市、代表取締役:山中英紀氏)は18日、「リースバック」についてのアンケート調査結果を発表した。3月13日に諸島部を除く東京都、神奈川県横浜市・川崎市の持ち家に住む40歳以上80歳未満の人を対象にインターネットで調査した。有効回答者数は2,087人。
リースバックの仕組みをどのくらい知っているかを聞いたところ、最多は「知らない・初めて聞いた」で37.1%。次いで「大まかな仕組みは知っている」(28.3%)、「仕組みは知らないが名前は聞いたことがある」(27.9%)、「仕組みをよく知っている」(6.7%)。
リースバックの利用・検討意向については、「利用・検討したいと思わない」が79.8%と大多数を占めた。「検討してみたい」は14.9%、「利用している(したことがある)」は2.9%、「検討している(したことがある)」は2.4%だった。
リースバックを「利用している(したことがある)」「検討している(したことがある)」「検討してみたい」と答えた計421人にリースバックを利用・検討する目的について質問すると、トップは「老後資金の確保」(58.7%)に。以下「生活費の補填」(24.7%)、「相続対策(終活・資産の整理)」(22.3%)、「住宅ローンの負担減・完済」(19.2%)、「住み替え資金の確保」(16.2%)だった。
リースバックを利用して自宅に住み続けたい理由についても質問したところ、「自宅を売ってもそのまま住める」(57.2%)、「生活環境を変えなくていい」(47.5%)、「引っ越ししなくてよい」(38.7%)、「自宅を売ったことを周りに知られない」(24.0%)となった。「売った自宅を買い戻せる」との回答は17.3%にとどまった。